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精神医学日記

理解が困難であった精神科の多くの病気をわかりやすく一元的に説明します

矢印(2) × 強さ(2) = 4 タイプ

さてそれではまた基本に戻ろう。平均的なタイプは下記のタイプであった。

 

矢印(4) × 強さ(1) = 4

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そしてアスペルガー症候群

矢印(1) × 強さ(4) = 4

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ADHDは 

矢印(8) × 強さ(0.5) = 4

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である事を説明した。

次にどのようなパターンが考えられるだろうか。

矢印(2) × 強さ(2) = 4

 

タイプである。また数式だけではわかりにくいのでいつもの汚い絵でみてみる。

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このような形になる。これはどういうものかというとまあ見ての通り太い矢印が2カ所に向かっているというところなのである。

これは小学校の時のたわしがくるくる回転するワックスがけの機械や芝刈り機のようなものを思い出して欲しい。

でかいウィーンと動く機械に振り回され自分の体が制御不能になってしまった思い出はないだろうか。そのような状態に似ている。

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この場合、ひとつひとつへの向かい先が太いのですごく細かいところまで気づくようになる、ただアスペルガーの場合と異なり色々な所に矢印が向かうため社会性やコミュニケーションは保たれる。

細かいところまで保ち社会性を保てるため平均以上に空気を読める人だね!という評価が下される場合が多い。ただ矢印の本数は少ないため全体を見通す能力は難がある場合が多く挙動不審に見える場合が少なくない。

少し古いがあいのりのヒデを覚えているだろうか?彼はこのタイプである。

最初挙動不審にみえたが実はやさしくいいやつである。

 

それゆえこのタイプはひとつひとつの矢印が太いため空気が読む事が得意だったり普段ひとが気づかないところまで気づくようになったりする。細かい描写が必要な作家や芸術家などにこのタイプが多いように思う。

 

それではこのように良い事ばかりなのであろうか?

もちろん答えはNoである。

先ほど機械に振り回されるような感じと述べたようにこの矢印に振り回されてしまうのである。矢印の数が平均の4つに比べて2つであるため極端な思考に陥りやすい。

白か黒かの思考、All or Nothingの思考になりがちなのである。

つまり

中田英寿最高!このパスはキラーパス!ファンタジスタだ!バロンドール候補!」と言っていたと思えば翌日には

「なんだ?この中田のパスは・・味方に全然通らない。自分のチームをキラーパスだ。へたくそ、帰れ!へたくそ野郎!」といった具合に極端な思考となってしまう。

グレイだったり50がないため極端で不安定になりやすい。

これがいわゆる2×2=4の状態なのである。

世間ではこれを人格障害またはパーソナリティ障害と呼ぶ。

その中で最も有名なものは境界性パーソナリティ障害(境界性人格障害とも呼ぶ)。

それではその特徴を具体的にみていこうと思う。

 

 

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