まとめ1
さてこれまでのおさらいを少ししてみようと思う。
精神科の病気は全部で4つに分けられると話した。
①器質疾患
②精神病
③気分障害
④神経症
この中で①は怪我や感染などはっきりと原因がある病気、②は統合失調症、③はうつ病とわかりやすかった。ただ④に関しては性格の延長線上でもあり様々な病気があり精神科を混乱させている一因でもあった。そこで④にはどのようなものがあるのかを具体的にみていった。
その見方として使用した方法が物事をみるときの矢印とその強さであった。これは人間の生まれついてのものの見方でいわゆる個性というものである。平均的なものがベストというわけではなくそういう人が多いということだ。
http://nosmo.hatenablog.com/entry/2012/06/19/123707
そして平均的な人のものの見方は下記の通りで
アスペルガー症候群はひとつにこだわりが強くしたのような感じ
そしていろいろなものに興味をもつADHDは下のようで
0か100か思考の人格障害は次のようである。
それぞれ具体例は各記事に書いたので興味があったら見て欲しい。
さてこれでひとのものの見方を大体説明したがここで説明できていない疾患がある。
それは強迫性障害やパニック障害、アルコールや薬物依存症、摂食障害などである。
これらを説明していこう。
それにはこのものの見方以外にものの見え方という事を考えなければならない。
つまり人は物事をみるときに
⑴どう見るか → ⑵それをどう判断するか
という流れで物事を認識している。
そしてこれまでは⑴に関して説明しそれによっての違いを書いた。
わかりやすいため⑵に関しては特にのべなかった。
⑵とは具体的には
ある人にとってはキムタクは「イケメン」であるが
別の人にとってはキムニイのほうが「イケメン」なのである。
この判断の違いを考えることでその他の病気の切り込んでいく。